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2011年6月 6日 (月)

ブラックリストの情報はいつまで残るのか?

 銀行やクレジット会社への返済が滞った場合、新たに借り入れをしたり、クレジットを利用することができなくなりますよね。これはブラックリストに情報が載ってしまったからとか言われていますが、実態はどのような状況なのでしょうか?

Ⅰ.信用情報機関へ登録・照会されます
 借入やリースをする場合には、申込者の同意を得た上で信用情報機関への照会や登録がされます。信用情報機関の一つ、株式会社日本信用情報機構(JICC)という機関があります。こちらに加盟しているのは日本全国の金融機関・信販会社・消費者金融会社・カード会社・保証会社・リース会社等になります。

Ⅱ.登録される情報とは
 信用情報機関へ登録される情報とは、貸付日、貸付金額、残高、完済日や異動参考情報等があります。このうち、異動参考情報に記載される事項がブラックリストといわれるものになります。

Ⅲ.異動参考情報に記載される事項(JICCのファイルDを参照)
  ① 延滞(元金や利息が入金予定日から3か月以上入金されなかったもの)
  ② 延滞解消(延滞状況が解消されたもの)
  ③ 債権回収(債権者が強制執行や支払督促等の法的手続きをとったもの)
  ④ 債務整理(債務者が債務に関する整理行為をとったもの)
  ⑤ 破産申立(債務者が裁判所へ自己破産を申し立てたもの)
  ⑥ 民事再生(債務者が裁判所に民事再生手続きを申し立てたもの)
  ⑦ カード強制解約(債務者の返済能力の欠如等を理由として、債権者が強制的にカード契約を解約したもの)
  ⑧ 他
 上記のように、延滞者や破産者等は信用情報機関に登録されるため、他の金融機関等はこの情報をもとに融資ができるかどうかを判断するのです。

Ⅳ.登録期間
 上記Ⅲの情報はどのくらいの間、登録されているのでしょうか?
  Ⅲ.①・・・延滞継続中の期間
  Ⅲ.②・・・延滞解消日から1年を超えない期間
  Ⅲ.③④⑤⑥⑦・・・発生日から5年を超えない期間
 この登録期間の定めにより、自己破産等をした場合には約5年間は新規の借入やリースをすることができないのです。

Ⅴ.自分の信用情報を確認できます
 銀行への融資を断られたり、カードを利用できない場合には、自分の情報がどのように登録されているかを確認してみたらいいと思います。これは本人からの申し出により、郵送や訪問により情報を開示することができるので、お勧めいたします。

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藤谷英明税理士事務所

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